変形性頚椎症、椎間板ヘルニア、頸部脊柱管狭窄症に対して3椎体以上の病変の場合は、頸椎椎弓形成術を行います。私が行っている片開き式頸椎椎弓形成術のやり方を説明します。

















手術の模式図です。左側は第3頸椎から第6頸椎まで椎弓を手術用ドリルで切断し、右側は正中から1cmのところで溝をつけて、椎弓を左から持ち上げて蝶つがいのように骨折させて、後方へ7~8mm隙間を作ります。持ち上げた椎弓を椎体にチタンプレートで固定します。これにより脊髄の圧迫はとれて、症状はよくなります。手術の前に運動障害がある場合は脊髄は壊死を起こしていることが多く、完全に回復することはないため、手術を行うのは感覚障害はあるが運動神経障害がない状態での早めの時期がいいと思います